鳥取島根を旅してきました。

昨日一昨日と家族で鳥取島根にお出かけ。
目的は出雲大社に参詣(去年購入したお守りを返却)して、祖母の湯治。天気予報では天候が崩れる予報が出ていましたが、全般的に秋晴れに恵まれて、秋の観光を存分に楽しむ事が出来ました。宿泊は島根の玉造温泉(のはずれ)。宍道湖を望む風光明媚な昭和の保養所的な香りがぷんぷんするホテルでございました(でも、AIREDGEは通信可能)

実は鳥取島根というのは、管理人未踏の土地でございます(高速道路で通過した事はあっても)。知識的にも某歴史SLGとか歴史教科書の延長線上みたいなもので、「鳥取因幡国)=山名氏」「島根(伯耆国)=尼子氏」という戦国絵巻イメージ。後は映画『陰陽師』に登場する古代出雲王国とか。八岐大蛇とか。

旅の途中では鳥取境港の「水木しげるロード」等の観光地も巡る事も。境港と言えば、そろそろズワイガニ漁の季節ですが、港に停泊していた漁船は「イカ釣り船」仕様。ま、同行していた家人は喜んで「大量の妖怪グッズ」を買い占めておりました。私は目玉親父のプリティーさ加減にノックアウトしていたわけですが(何故目玉親父

宿泊した玉造温泉では、混浴初体験。宿泊していたホテルの提携先の大露天風呂に行ったわけですが、脱衣場で脱いで入ってみると、そこには結構広い露天風呂が。長野富山以上の規模。

かっぱくんなら喜んでパシャパシャ出来る(更新お待ちしております)

ま、私も喜んで入っていたわけだが、何だか様子がおかしい。男性浴場と認識していたはずなのに、黄色い声が段々と近付いてくる...その時風で風呂を覆っていた湯気が消え去る。そこには...

一緒に来ていたはずの妹たちやら見知らぬ女性が。

そんな感じで混浴初体験でした。夕食時に食事のお世話をして頂いた仲居さんに「あそこは露天風呂ですよ〜」と忠告されていたはずだが、「そんなはずないやろ(笑)」と半信半疑だったのが敗因です。身も知らぬ妙齢の女性に恥ずかしい裸体を晒す羽目になってしまいました(羞恥プレイですな)。

日曜日は松江観光をエンジョイ。基本的には松江城武家屋敷とラフカディオはん(ハーンだ)。丁度松江開府400年キャンペーンらしい。要するに近世幕藩体制の黎明期にワサワサ出来た藩の一つなのね。松江藩つーのは。関西では「しまさこひこにゃん」で盛り上がっている彦根藩と同時期(彦根城築城400年だもの)。最初はヤリマクリ生瀬勝久、もとい堀尾家だったはず(二代が失政して改易)。その後、京極家の時期を経て、不昧公で名を残す松平家のお膝元。

松江城自体は明治維新後に天守閣を残して廃城(だって佐幕)したけど、石垣や立派な外堀や武家屋敷の一部は健在。外堀は定期観光船で遊覧可能(乗船しなかったけど)。またその水は宍道湖から引いているので汽水域の魚を目当てに中高生がルアーを振り振りしていたり(30cmクラスの鱸が釣れてた)。

武家屋敷群も良かった。現在では立て替えている場所も多いけど、立派な長屋門を保存しているパターン。一般公開されている屋敷に入って現代建築にも通じそうな日本建築の奥深さを体感。日本建築って機能主義的な設計なんだよね。その中にはラフカディオハーンの旧宅も。「天井低いし、部屋狭いし、外国人は大変だなー」なんて家族と喋っていたら、受付の御婦人に「ラフカディオさんは身長が160cmそこそこだったんですよ」と言われて冷や汗。

松江観光の後は、紅葉がキレイな大山国立公園や蒜山高原をドライブ(温泉にも)。久しぶりに「紅葉」と言える風景を堪能しました。東の奥座敷には生駒山があるけど、紅葉はあんまりキレイじゃないし。蒜山高原では勿論「ジャージー牛乳」を堪能して乳製品を両手に余るぐらいに買い込みましたとも。でも、チーズフォンデュを食べる事が出来なかったのは残念だったなー。