「超図解シリーズ」出版のエクスメディア社倒産

IT書籍のエクスメディア倒産――負債は11億(RBBToday)

31日、エクスメディアは東京地方裁判所に自己破産申請を行った。負債は11億円としている。今後の処理については専任の弁護士があたっているが、管財人はまだ決定していない。

「超図解シリーズ」と言えば、難解なソフトウェアマニュアルを読まずしてソフトウェア操作等を自習出来る書籍でした。
パソコンというものが一般化する前から頑張っていたIT系出版社。私もOffice、WindowsXPを解説した同シリーズを今でも所有しております。職場に備えてあるOA書籍(マニュアルとして活用)のほとんども「超図解シリーズ」だったりするのです。

ある意味、メジャーソフトウェアの操作が単純化し、ヘルプに関してもネット検索で手軽に解決出来るようになった現在。書籍を通じてソフトウェア操作を習熟する事自体が「過去のもの」になったのかもしれません。時代の流れ、という言葉に集約されてしまうけど、パソコンに関する情報を書籍ベースで蓄積した管理人としては寂しい限り。

今でもソフトウェア操作に迷った時にネット検索をしてみても、検索ヒット数が意味無意味なモノを含めて膨大なモノになってしまう時があったり、オンラインヘルプが的を得ない場合もある。その時に紙ベースのソフトウェアマニュアルが恋しくなってしまう。

探すというのはキーボードを叩くだけじゃないんだよ...って言ってみても駄目か。